業務内容

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 事業内容

型枠工事一式、エコウェルメッシュ(鋼製型枠)、大工工事業

 型枠工事とは

『鉄筋コンクリート建築物の型枠工事』です。
型枠工事を担当する職人は、『型枠大工』と呼ばれています。
私たち『型枠大工』は、ビル建造に欠かせない工程の一つを担っています。
一言で説明すると、「合板等で枠を作ってコンクリートを流し込めるようにする工事」ですが、建物によって壁面・屋根などの形状は多様なデザインがなされ、優れた技術が要求される重要でやりがいのある仕事です。
手がける案件は、小規模案件からスーパーゼネコン直請けの中・大規模案件まで様々です。
愛知県内を中心に、商業施設、病院、学校、工場、ホテル、マンション、橋梁など、常に30~50の現場が進行しています。

型枠工事とは

 エコウェルメッシュ

従来、基礎型枠等で使用したせき板は、コンクリート硬化後に取り外し焼却処分していたため、森林伐採や二酸化炭素(CO2)の排出などによる環境問題となっています。
“エコウェルメッシュ”は、鉄線でフレームを加工し、専用金網を組み合わせた製品で、従来型枠・在来ラス型枠等の工法とは全く違った発想を基に開発されたコンクリート型枠です。 コンクリートを流した後もそのまま建物の基礎として使えるため、解体する必要がなく、廃材が出ません。 そのため、環境問題に取り組むゼネコン等からの受注も着実に伸びています。 さらに、専用展開システムで各部材の拾い出しを行い工場生産をするので、現場で組み立てるだけの形で納品することができ、短期間での施工が実現、ローコスト化となります。
現在、建設業の人手不足が深刻な問題として浮上しているなか、専門技術を必要としない“エコウェルメッシュ”は、これからの基礎型枠における標準施工方法として評価を受けています。

エコウェルメッシュ

エコウェルメッシュは(株)クギンの商品です。

 人と自然との融和が、新しい空間を実現します。

環境問題が叫ばれる現代、建設業界においても様々な取組みが行われており、私たちもそれらについて真剣に考えております。
私たちは、「人」と「自然」と「建物」の融和による、人にやさしい真の快適住空間の創造を目指した、総合建設産業に取り組んでいます。

快適空間

 施工事例

施工事例12 施工事例11 施工事例10 施工事例9
施工事例8 施工事例7 施工事例6 施工事例5
施工事例4 施工事例3 施工事例2 施工事例1

 業務の流れ

1.打ち合わせ

まず、なんといっても仕事は打ち合わせからです。
型枠工事の難しいところは、全く同じ建物と同じ条件の仕事がないということです。
ここでは各現場ごとの工事の方法、工事の日程などを決めていきます。
職人さんは昼間は現場に出ているので夕方に打ち合わせをすることが多いです。

2.加工図面作成

次は図面を元にした型枠を組み立てる為の加工図を作成します。
ここでの仕事が後の現場での作業に大きく影響するので非常に重要な仕事になります。
昔は1枚1枚手で書いて作りましたが、最近ではCADのソフトなどを使って作成することが多いです。

3.型枠の加工

作成した加工図を元にベニア・サンギを釘でとめて丸ノコで切断していきます。
釘も今ではほとんど手で打つことはありません。鉄砲という道具を使ってエアーで打ち込みます。

4.墨出し

レベル・トランシットといった測量器具を使って建物の基準線を決めていきます。
ここで出した墨(基準線)に後々型枠を建てていきます。
雨が降ったり濡れたりしていると、コンクリートに墨が付かないので晴れた日に行います。

5.型枠の運搬

型枠は形が不揃いの物が多いので、上手に積むにはテクニックと経験が必要になります。
現場で使う順番を考えて運んでいくので、職人さんとの打ち合わせが大切になります。

6.柱建て込み

基準になる墨に柱を立てていきます。
セパレーターとクイックタイという金物を使って型枠を締め付けます。
脚立に登っての作業が多いので、転落しないように安全帯を使用したりします。

7.梁架け

建てた柱に梁を架けていきます。
下で組んだ梁をクレーン車で持ち上げて柱の穴の開いているところにはめ込んでいきます。

8.壁の建て込み

梁を架けていったら次は壁の建て込みです。
ここではパネルという決まった寸法の型枠を使っていきます。
少しでも効率よくやっていくための工夫です。
最近はベニア・サンギ等の材料代も上がったのでいろいろ考えてやっています。

9.スラブ(天井・床)貼り

いよいよ最終段階にきました。スラブ貼りです。
このスラブを貼ったら鉄筋業者さんがスラブ上に鉄筋を組んでいきます。

10.コンクリート打設

型枠大工が腕によりをかけて作った建物にコンクリートが流されていきます。
この為に仕事をしているんです。
コンクリート打ちの日にはたくさんの職種の人たちが現場にやってきます。
打ち合わせをしながら良いコンクリートを打てるように進めていきます。

11.完成

当社で使用しているエコウェルメッシュ(鋼製型枠)は、解体が不要で廃材をゼロにすることができます。
省略しましたがとりあえず建物完成です。
一生懸命やった仕事が形に残るので、みんなやりがいを感じてやっています。
少しでも興味を持てたら一緒に仕事をしてみませんか!!